資産が2倍になる年数と、目標年数に必要な利回りをすばやく試算
5.00%で2倍になるまで
14.4年
10.0年で2倍にする利回り
7.20%
厳密計算との比較(参考)
・72の法則 = 72 ÷ 年利(%) で、おおよその2倍到達年数を求める近似式
・低金利〜中金利(目安 3〜10%)で使いやすい簡易ルール
・投資判断では手数料・税金・元本割れリスクも必ず考慮すること
72の法則は、複利運用で資産が2倍になるまでの年数を簡単に概算する方法です。
2倍になる年数 ≒ 72 ÷ 年利(%)
厳密には ln(2) / ln(1 + r) で計算しますが、72の法則は年利3〜10%の範囲で非常に精度が高い近似値を返します。例えば年利6%なら72÷6=12年で2倍になります。
Q. なぜ72という数字なのですか?
A. 72は多くの数で割り切れる(2,3,4,6,8,9,12...)ため暗算しやすく、かつ ln(2)≈0.693 の近似として精度が良いためです。数学的にはln(2)×100≈69.3が最も正確ですが、割り算のしやすさから72が採用されています。
Q. 正確な計算との誤差はどのくらいですか?
A. 年利8%の場合、72の法則では9.0年、厳密計算では9.01年とほぼ一致します。年利1%では72年 vs 69.7年(約3%の誤差)、年利20%では3.6年 vs 3.8年(約5%の誤差)と、極端な金利では誤差が大きくなります。
72の法則の起源はイタリアの数学者ルカ・パチョーリの著書「算術大全」(1494年)に遡ります。複利の概念とともに商人の間で広まり、現代でも投資家やファイナンシャルプランナーに愛用されています。
関連する法則として「115の法則」(資産が3倍になる年数 ≒ 115 ÷ 年利)や「144の法則」(4倍になる年数 ≒ 144 ÷ 年利)もあります。これらを組み合わせることで、複利の効果を直感的に把握できます。